シューズはさまざまなメーカーのものを履いており、最近のお気に入りはスケッチャーズ。日本ではストリートカルチャーの印象が強いかもしれないが、実はパフォーマンスシューズとして米国では指折りの大手であり、ミッドソールに特徴のある素材を用いたハイエンドモデルは最近のナイキと並んで語られることも珍しくないとか。ほかにもホカ オネオネやトポ アスレティックなどを愛用している。
ナイキの「ズーム ヴェイパーフライ エリート フライプリント」。残念ながらすでに完売。
「でも、タイムを狙うようなレースではナイキのズーム ヴェイパーフライ エリート フライプリントを履きます。ナイキ初の3Dプリントを活用したシューズ用のテキスタイルアッパーが特徴で、最新テクノロジーが詰まったエリートモデルです。そのぶんとっても高価で、税込みで8万円以上しました。だからソールが摩耗するのがもったいなくて、自分のなかではレース限定にしています。これを履くと、否が応でも気が引き締まりますしね」。
ちなみにこのシューズ、日本ではナイキ原宿店にてごく限られた足数のみ発売された逸品。厳しい応募条件を満たし、そのなかでさらにフルマラソンの持ちタイムが速い順に購入権が与えられたという。購入できた牧野さんはあらゆる意味でスゴいのだ!
タウンユースしてお洒落で、ランニングにも使えるという点では、ゾフのインナーレーベルである「ヴィシービジュアルコミュニケーション」のサングラスもお気に入りのアイテム。
ヴィシービジュアルコミュニケーションのアイウェア「N191014-14E1」。
「『ベドウィン&ザ ハートブレイカーズ』の渡辺真史氏がディレクションを手掛けているレーベルで、このモデルはその中でもテンプルを極限まで薄くしてバネ性を持たせ、かつ肌面側には滑りにくいラバーを張っているのでホールド感がスポーツサングラス並み。4分/kmを切るスピードで走ってもブレたりズレたりしません」。